Nabtesco Technology Ventures L.P.(General Partner:練馬 洋)は、この度、次世代リチウムイオン電池の開発メーカーであるNanoGraf Corporation(以下、NanoGraf)へ出資しました。また、当該出資に先立ち昨年12月に、ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木村和正)は、NanoGrafとの業務提携に係る覚書を締結しました。 リチウムイオン電池は、エネルギーを効率的に貯蔵でき、ゼロエミッション車や電力貯蔵システムなどクリーンエネルギーへの移行に不可欠な製品であり、その市場規模は、2022年以降、年率13%の成長が期待され、2031年には1,350億ドル規模になると予想されています。シカゴに拠点を置くNanoGrafは、シリコンベースの合金負極を製造していますが、この負極はシリコン使用で問題となる材料膨張を最小限に抑えながら、高い電池容量を確保することが可能です。 この度のナブテスコ同社との資本業務提携により、NanoGrafの小型軽量ながら高エネルギー密度のバッテリー・セルの特徴を活かしつつ、世界の産業機械メーカーが注力する電動化機器に不可欠な高性能バッテリー・システムの開発を推進します。
NanoGrafについて
ナノグラフ社は、特許取得済みのシリコン負極材技術により、長寿命、高エネルギー、高出力のリチウムイオン電池を実現する先端電池材料メーカーです。同社は、世界有数の家電、家庭用電化製品、電動工具ブランドを含む50社以上の企業、および新興企業からフォーチュン100社までの電動モビリティに関する12社以上の戦略的パートナーと取引をしています。同社は、ノースウェスタン大学とアルゴンヌ国立研究所のスピンアウト企業です。詳細については、www.nanograf.com をご覧ください。
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