自動ドア、プラットホームドア、福祉機器の提供を通じ、老若男女を問わず社会の皆さまの通行・移動をより安全、安心、快適なものとするよう日々取り組んでいます。市場との密接なコミュニケーションを通じた製品開発やアフターサービスの拡充等により、お客さまの期待を超える事業価値の創出に挑戦していきます。

主要製品

当社は建物用自動ドアをはじめとして、バリアフリー対応ドア、産業用の超大型自動ドア、そしてプラットホームドア等さまざまな自動ドアを提供しています。自動ドアはセンサーが通行者を検知し、制御装置へ信号を送ることでドアが開き、通行者を検知しなくなるとドアが閉まります。当社は先端技術を結集したセンサーから、マイクロコンピュータ内蔵制御装置、そしてそれらを搭載した高性能な自動ドアシステムの開発を行っています。また、その開閉を鉄道車両のドアと連動制御するプラットホームドアも 供給しており、ホームからの転落や列車との接触を防止します。日本をはじめ香港やパリの地下鉄など、世界の主要な路線でも採用されています。

主要製品の社会的価値

当社は、“すべての人にやさしい自動ドア(だれでもドア)” を提供しています。建物用ドアの提供により、手動の開閉動作を不要とするバリアフリーを実現するほか、プラットホームドアの提供により鉄道駅の利用者の安全や列車の定時運行に貢献します。また、 通りたい人だけに反応する「NATRUS+e(ナトラスプラスイー)」など省エネルギーに寄与する独自の自動ドアを開発し、環境負荷の低減にも努めています。

市場占有率
建物用自動ドア 国内シェア 約50%
プラットホームスクリーンドア 国内シェア 約95%(累計)

さらなる成長への取り組み

先進国の成熟市場においては、製品ラインナップをさらに強化し、M&A等も活用して販売・サービス網を拡大します。また、汎用品からカスタムメイド製品までさまざまな自動ドアの提供、施工から保守、管理までの一貫したソリューションサービスを提供することで、お客さまの満足度を高め、MROの需要に確実に対応します。

一方、社会インフラ整備が進む東南アジアなどでは、販売網をより充実させ、事業基盤の強化およびブランドのさらなる浸透に取り組んでまいります。先進国のみならず、新興国など広範囲での事業規模の拡大を図ることで、リスクを分散しより安定的な収益性の確保を目指します。

 

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